ロボットが運用する投資信託を購入するよりウェルスナビがおすすめ
こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用についての記事です。近年色々な投資商品が誕生しています。個人投資家としては選択肢の幅が広がり嬉しい限りです。
さて、今回は新しい投資信託である「ロボットが運用する投資信託」について考えてみました。資産運用の参考にしてください。
ロボットが運用する投資信託が増えてきている
数年前までは「預かり資産の運用=ファンドマネージャーが行う」という図式が一般的でした。しかし、近年ではIT技術が発達したこともあり、ロボットが運用する商品が増えてきています。
代表的なものはウェルスナビ等の「ロボアドバイザー商品」ですが、実は投資信託の中でもロボット運用の商品が誕生しています。ロボットが運用している投資信託の一部を下記に抜粋しておきます。
名称 | 愛称 | 運用会社 |
日本株ロボット運用投信 | カブロボファンド | T&Dアセットマネジメント |
AI日本株式オープン | 日本AI(あい) | 三菱UFJ国際投信 |
楽天グローバル・プレミア・ファンド | なし | マン・ソリューションズ・リミテッド |
ART テクニカル運用日本株式ファンド | なし | 三井住友トラスト・アセット |
ロボット戦略 世界分散ファンド | 資産の番人 | T&Dアセットマネジメント |
ネット証券だけでなく、銀行や証券会社で販売を取り扱っている商品もあるため、意外と大勢の人が購入しています。
ロボット運用の投資信託よりウェルスナビをおすすめする理由
残高を着実に伸ばしているロボット運用の投資信託ですが、同じようにロボットが運用する商品に、ウェルスナビ等のロボアドバイザーサービスがあります。
両方ともロボットが運用する商品ですが、ウェルスナビ(ロボアドバイザー)の方がロボット運用の投資信託よりおすすめです。その理由を3点、下記にまとめました。
理由① 購入手数料が無料
一番の理由は「購入手数料」です。ウェルスナビは運用を始めるにあたり購入手数料はかかりませんが、ロボット運用の投資信託は多いもので3%以上もの購入手数料を取られます。
運用を始めた瞬間からマイナスのスタートとなってしまうのです。この点ではウェルスナビの方が優れているのは言うまでもありません。
理由② リスク許容度を診断してくれる
ウェルスナビのサービスは、利用申し込みに際し簡単な6つの質問を行うことで、利用者に適したリスク許容度で診断してくれます。
リスク許容度は大雑把に説明すると「ローリスクローリターンか、それともハイリスクハイリターンか」ということです。
一方で、ロボット運用の投資信託は自分にあったリスク許容度を選べません。ウェルスナビの方が決め細やかなサービスと言えるでしょう。
理由③ 運用成績がわかりやすい
ウェルスナビはスマホのアプリを起動するだけで、簡単に運用成績を見ることができます。一方、ロボット運用の投資信託は運用成績を確認するために銀行・証券会社のサイトにアクセスする必要があります。
ほんの少しの手間の差ではありますが、ウェルスナビの方が利便性が高いと言えるでしょう。
ロボット運用の投資信託は少額資金から投資できるが…
ロボット運用の投資信託はあくまで投資信託であるため、1万円程度(銀行・証券会社によっては100円)の少額資金から始めることができます。
そのため、最低初期投資額に10万円が必要なウェルスナビに比べると、始めやすいと言えるかも知れません。
また、銀行・証券会社で書類を記入すれば購入できますので、スマホやパソコンが苦手な人には、ロボット運用の投資信託の方が買いやすいでしょう。
しかし、ロボット運用の投資信託には「購入手数料」という大きなデメリットがあることを忘れては行けません。
お金が少なくても必死になって運用資金10万円を集めましょう。機械が苦手でも頑張ってスマホ・パソコンで申し込みましょう。
この2つのハードルさえ乗り越えれば、割安の手数料でウェルスナビが運用してくれます。決して高いハードルではないはずです。
最後に
チャートから読みとれないファンダメンタルでの予想は人間にしかできないため、ファンドマネージャーが職を完全に失うことはないとは思います。
しかし、効率的な運用については、人間よりもロボットの方が優れているため、今後もロボットが運用を行う投資商品は増加していくことでしょう。
それでは!