ハンザワブログ

元銀行員が資産運用・転職・ダイエット・商品レビュー・時事ネタ等について語ります

お通夜までの流れ、末期の水、日程決め、遺影選びについて

お通夜

こんにちは!ハンザワです。
死亡時・相続発生時、まず最初にすることについては、以前の記事にまとめました。この記事ではハンザワが葬儀屋の手配の次に戸惑った、死後の流れについて説明致します。

今まで、近しい身内の不幸に遭ったことがなかった為、恥ずかしながら死後の流れについてよく理解していませんでした。この記事が同じように困っている人の助けになればと思います。

亡くなった直後~お通夜までの流れ

遺体の安置場所を自宅か葬儀屋か決め、死亡診断書を書いてもらうまでは前回の記事にまとめました。(下記、記事参照)

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病院で亡くなった場合は、看護師さんが死後の処置(エンゼルケア)を行ない、故人と対面します。その後、病院の霊安室にて「お別れの儀式」をしました。

ハンザワ家の場合は、死亡時に立ち会った医師・看護師の方々も参列して下さいました。お別れの儀式が終了すると、葬儀屋さんが外で待っており、すぐに寝台車にて葬儀会館まで遺体を搬送しました。

あまりにバタバタしており、且つ事務的な流れに身を任せるといった感じで、亡くなった直後の故人とゆっくり過ごす時間はほとんどありませんでした。

搬送後は、葬儀会館の霊安室にて遺体は安置されています。その間、時間帯にもよりますが遺族は一旦自宅へ荷物を取りに帰るか、そのまま葬儀会館へ向かいます。

安置室にいる故人と再び対面しまが、棺桶に入っていない生身の状態で会えるのはこの時が最後になります。

末期の水について

安置室に入って最初に行なった儀式が「末期の水(まつごのみず)」です。

この儀式は初めて体験するものでしたが、臨終に立ち会った全員が故人の口に水を含ませるというものです。

由来は諸説あるようですが、「喉の渇きを潤す」意味があるそうで、宗派を問わず日本のお葬式では一般的に行われている儀式の様です。手順も葬儀屋さんが教えてくれますので問題ありません。

湿らせた脱脂綿が巻かれた棒を使い、唇に軽く当てて表面を濡らす程度になります。

また、順番については故人と血縁の濃い順になるようで、配偶者から始め、子ども、親、兄弟姉妹の順になります。

通夜葬儀の日程決めについて

末期の水の儀式が終わったら、葬儀屋さんとその後の段取りを決める打ち合わせを行ないます。我が家の場合は安置されたのが夜中という事もあり、葬儀会館も閉まっている時間だったためか故人の目の前で打ち合わせを淡々と行いました。

まずは、通夜と葬儀の日時を決めます。親族や知人に訃報の連絡をしないといけませんし、葬儀屋さん・火葬場のスケジュールにも左右されます。

また、死亡届がない状態では受付けてもらえませんし、宗派が分かっていない状態では話が全く進みません。事前に宗派の確認は必須です。(宗派は意外とわからないものです。この記事を読んだらすぐにでもメモしておくことをおすすめします。)

通夜はいつまでに行わなければいけないという決まりはないそうですが、あまり何日間も遺体をそのままにしておくわけにもいきません。

通常は、亡くなった日の夜は近しい親族のみの「仮通夜」、翌日の夜に「通夜」、その翌日が「葬儀」となるようです。

ハンザワ家の場合、亡くなったのが夜で遺体搬送が夜中の日付が変わってからでした。そのため、訃報連絡や段取りの時間も考え、通夜が翌々日夜、葬儀がその翌日で行ないました。

参列者の仕事の都合もありますし、平日か休日かの希望もあるでしょう。また、「友引」は友を引くという意味があることから葬儀は避けられる事が多いです。

すぐに決めろと言われても、なかなか即決できないものですが、火葬場のスケジュールが埋まってしまうようで、悩んでいる暇はありませんでした。

故人とのお別れまで、心残りのない準備を

日程が決まったら一安心とはいかず、様々な事務的なことを決めなければいけません。様々な事務作業については葬儀屋さんに言われるがまま、決めていくだけになります。

そのため、葬儀屋さんの段取り以外でしたい事はないか、故人と過ごす最後の時間に思い残す事はないか考えておく必要があります。

ハンザワ家は、家族で手紙を書くことにしました。突然の死だったので、話したかった事や言い残した事をあの世で読んでもらう為、家族皆でそれぞれ手紙を書きました。

出棺の前に故人の胸元に手紙を置きましたね。火葬されたら手紙は跡形もなくなりますが、きっと思いは届くと信じて…

【重要】遺影選びについて

事務的な作業で、必ずしなければいけないことが「遺影選び」です。ハンザワ家は、遺影選びにかなりの時間がかかりました。

亡くなる直前の故人の写真がなかなかない場合もあるかと思いますが、あまりにも若い時の姿では普段とかけ離れています。なるべく普段の故人の姿が反映されるような素敵な写真を選びたいものです。

ただ、故人単独で笑顔で写っている写真というものは、ハンザワ家の場合はほとんどありませんでした。

単独で写っているものは表情が微妙だったり、複数で写っているものは顔がしっかり写っていなかったりしました。ただ、心配しなくとも葬儀屋さんの方で加工・修正はきっちりしてもらえるそうなので、ある程度顔がはっきり写っていれば問題ないかと思います。

ハンザワ家の場合、元々の写真の背景が植物だったのですが、背景を好きな色に変えることもできたし、グラデーション等もありました。

もし、生前に写真を見る機会があるのであれば、お気に入りの写真をピックアップしたり、なければ集合写真でも良いので良い表情の写真撮影をしておく方が良いでしょう。

遺影は通夜・葬儀中は前の目立つ場所に置かれますし、参列者もそのお顔が印象に残ると思います。遺影は葬儀後も自宅へ持ち帰る為、非常に重要なものになります。

最後に

今回は、死亡時・相続発生時から、通夜までの流れを説明しました。まだまだ死亡時・相続時の手続きは序盤です。次回は通夜からの流れについて記事に致します。

それでは!