ハンザワブログ

元銀行員が資産運用・転職・ダイエット・商品レビュー・時事ネタ等について語ります

死亡時・相続発生時、まず最初にすることは?慌てないことが最重要

相続

こんにちは!ハンザワです。
本日は、ハンザワ自身の体験談をもとに、相続が発生した時、つまり「親族が死亡した時」に、まず最初に何をすれば良いかをまとめた記事です。

死亡時の手続きや、相続の手続きに慣れている人なんていません。焦らずに、じっくりと記事を読んで対処してください。

親族の死亡・相続発生は突然やってくる

ある日突然、大切な家族との別れ。受け入れたくない現実ですが、その日はいつか必ず来ます。そして、その日はいつ来るか分かりません。

病気でお亡くなりになる場合もあれば、不慮の事故で突然亡くなる場合もあります。

ただでさえ心身喪失状態の時、訳の分からないまま死亡後の事務処理をこなしていかなければいけません。

「まだ先だし、その時考えておけばいい。」ではなく、少しでも知識があれば突然の出来事にも冷静に対応できます。

ハンザワも突然親族を亡くしました。いつかのために、一般知識を情報共有できたらと思います。

死亡時・相続発生時、最初にすること

死亡時・相続発生時に、すぐ「葬儀屋さんの手配」が必要になります。亡くなられた場所にもよりますが、病院で死亡確認されるケースが多いのではないでしょうか。

病院で死亡確認後、遺体を安置する場所を決めて欲しいと言われます。それも、あまり悩んでいる時間はないくらい早急な決断を迫られます。

① 一旦自宅へ遺体を運ぶ
② 葬儀屋の安置室へ運ぶ

上記のどちらかになります。故人が慣れ親しんだ自宅へ一旦帰してあげるという方法もありますが、実際に遺体を自宅へ安置する為には布団を用意する必要があり、布団の事後処理問題もあります。

また、一晩中線香を絶やさないようにする必要もあるので、お疲れの時になかなか大変です。

一方、葬儀屋にはきちんとした安置室があり、線香の管理もしてくれます。また、遺体にはドライアイスを置く等の処理も施してくれていますので、何かと安心できます。

故人の意思や、相続人の強いこだわりが無い限りは、葬儀屋に全てお任せすることをおすすめします。

葬儀屋はどうやって選べば良いか?

さて、死亡時・相続発生時の「葬儀屋」の決め方ですが、これが一番重要です。

生前に故人から「ここの葬儀屋にしてくれ」とお願いされていれば話は早いのですが、ほとんどの場合は決まっていないでしょう。

決まっていまいとなると、亡くなってすぐの時間のない中、遺族で葬儀屋を調べて手配する必要があります。ハンザワ家も、実際一時間程度で決めなければいけませんでした。

故人のご年齢やお立場によって、通夜・葬儀に参列して頂く人数や呼ぶ人も変わってくるかと思います。

家族の家から近い所、通夜・葬儀に来る人の事を考えてアクセスの良いところ、車を停められるところ等々、意向は様々かと思います。

もし事前に考える時間があるのであれば、いくつかピックアップして、場所だけでも頭の片隅に置いておく事を、おすすめします。

意外と高い!?葬儀費用について

ハンザワ家は葬儀屋については何も準備していなかったので、バタバタと電話で葬儀屋を決めることになったのですが、電話で見積りをお願いしても明確な金額は言ってくれませんでした。(まあ、明確な金額なんて電話で伝えられるわけもなく、当たり前なんですけどね)

テレビCMで見る家族葬等をイメージしていた我が家は、「100万円はかからないだろう」なんて思っていましたが、三社問い合わせたところ、三社共に100万円前後の回答でした。

「そんなに高いものなの?!言い値なんじゃないの?」と話し合いましたが、迷っている暇はありません。そして実際、葬儀が終わってトータルすると200万円近くかかりました。

葬儀屋が提示している金額は、あくまで最低金額であり、例えば祭壇のランクにしても金額は大きく変わってきます。

また、御坊さんの読経料、戒名料、心づけ等のお布施に関する寺院費用も大きいです。省くことのできない遺体の搬送料、火葬費用等もありますし、通夜・葬儀参列者への料理の費用もかかります。

でも、これら全て必要なものなので、結局は色々な費用込みで最終的に200万円程かかるのが現実です。

葬儀費用は事前に「価格帯・平均費用」を知っておくことが大事

後から色々調べてみましたが、全国的に見ても200万円が平均費用の様なので、決して葬儀屋さんがぼったっくてる訳でも言い値を言っている訳でもなかった事が分かりました。

今は、ネットで調べると葬儀屋さんの情報も沢山出てきますし、葬儀費用の内訳も詳しく書かれています。お亡くなりになられた直後、葬儀屋さんの打ち合わせの中では決めないといけない事が山のようにあり、怒涛の時間が過ぎていきます。

ある程度、事前に葬儀費用の相場が分かっていれば、費用の事で悩む必要もありませんので、軽く知って頂くだけでも安心できるかと思います。

葬儀屋さんにお世話になる機会なんてそうそうありませんが、例えば、「親族の葬儀で利用した事のある葬儀屋の印象が良かった。」「よくチラシを見る」「生協が運営している」等の事前に思い浮かぶ葬儀屋さんがあればいざという時に助けになると思います。

葬儀にかかる費用負担はどうするのか?

葬儀費用については、また改めて詳細記載したいと思いますが、バタバタした中なので、一旦親族の代表者が立て替えて支払うのが一般的です。

その際にはきちんと領収書を保管しておき、後日相続人間で話し合って負担内容を決める形になります。

葬儀にかかる費用といっても多岐に渡り、例えば病院で死亡確認された場合は病院への支払いも必要です。また、死因にもよりますが死亡診断書・死体検案書の発行費用も必要です。

ハンザワ家の場合は、病院で死因の特定ができず、警察の指定した病院で死亡診断書を発行してもらい、5万円必要でした。

しかし、死亡診断書がない限り葬儀屋さんは取り扱ってくれません。役所への提出は葬儀屋さんが代行してくれますが、死亡届を提出しないと火葬許可証が発行されないので火葬ができないという流れになっています。

最後に

以上が、死亡時・相続発生時の、一番最初に必要な知識・行動となります。最初にも書きましたが、死亡時の手続きや、相続の手続きに慣れている人なんていません。焦らず・慌てずに行動することが大切です。

まだまだ、今後の通夜・葬儀関連でエネルギーを使う必要があるため、体調を崩してしまっては大変です。無理はしないようにしましょう。

それでは!