ハンザワブログ

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アルトコインの特徴を簡単にまとめて、値動きを予想してみた。コインチェックで購入できる仮想通貨の未来を妄想

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こんにちは!ハンザワです。
本日は仮想通貨の記事です。仮想通貨にはたくさんの種類があり、ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコイン(オルトコイン)と呼びます。本日はアルトコインについて、イメージをつかんでもらうために、極めて簡単に説明したいと思います。また、それぞれのアルトコインが急上昇する妄想シチュエーションも書いてますので、参考までに見てください。【最終更新日:2018年7月16日】

アルトコインが誕生した理由

アルトコイン(altcoin)はオルタナティブコイン(alternative coin)の略で、直訳すると「代わりのコイン」です。その名の通り「ビットコインの代わりとして作られた仮想通貨」がアルトコインです。アルトコインが誕生した理由は、主に下記の2つです。

理由① ビットコインのマイニング(採掘)の難易度・コストが上昇したため

ビットコインはコインの上限が2,100万枚と決まっています。そのため、新たなビットコインがマイニングされていく度に、マイニングの難易度・コストが上がっていきます。

「ビットコインのマイニングの難易度・コストが上昇したのならば、別の仮想通貨を作ろう」との理由で、アルトコインが誕生したのです。

理由② ビットコインより優れた仮想通貨を作るため

アルトコインは「ビットコイン+α」の機能を持った仮想通貨がほとんどです。ビットコインより利便性の高い仮想通貨が市場から求められたことで、改良されて誕生したのがアルトコインです。

 

以下では、コインチェックで購入できるアルトコインについて簡単に説明します(※)。コインチェックはセキュリティが高く、多くの種類のアルトコインが購入できる取引所です。仮想通貨初心者はコインチェックでの取引をおすすめします。

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※注意
アルトコインの特徴を、かなり噛み砕いた説明で書いてます。わかりやすくするため、ハブいている説明も多くあります。アルトコインの正しい説明というよりは、イメージみたいなものと考えてください。

①イーサリアム(Ethereum)

イーサリアムは、簡単に言うと「売買と同時に契約もできる仮想通貨」です。例えるならば「1万円を友人に貸すと同時に、1ヶ月後に返してもらう契約ができる」このような機能をもった仮想通貨です。

どんな時にあがるのか?イーサリアムの未来を妄想

イーサリアムは「色々な契約書の変わりにイーサリアムが使用されるようになる」と値段が急上昇するでしょう。例えば、フィンテックの更なる発達で、ネットバンクや銀行でのローン契約にイーサリアムが使用されるようになれば、急上昇間違いなしでしょう。

「毎月8万円、ボーナスでは10万円返済する、30年の住宅ローンをイーサリアムを使用して契約する」なんて日が来るかも知れません。

②イーサリアム・クラシック(Ethereum Classic)

イーサリアム・クラシックの機能はイーサリアムと同様です。つまり、イーサリアム・クラシックは「売買と同時に契約もできる仮想通貨」です。どうして同じ機能で同じような名前の仮想通貨があるのかと言うと、過去にイーサリアムが分裂したためです。

分裂した経緯は割愛しますが、別にイーサリアムやイーサリアム・クラシックの機能に何か問題があったわけではありません。

どんな時にあがるのか?イーサリアム・クラシックの未来を妄想

機能がイーサリアムと一緒なため、イーサリアムと同様「色々な契約書の変わりにイーサリアム・クラシックが使用されるようになる」と急上昇するでしょう。

③リスク(LISK)

リスクは危なそうな名前の仮想通貨ですが、そんなことはありません。リスクはイーサリアムと同様に「売買と同時に契約もできる仮想通貨」です。

内容的にはイーサリアムよりリスクの方が優れており「処理速度がイーサリアムより速い」です。また、「JavaScript」という馴染み深い機能を使っていることも特徴です。

どんな時にあがるのか?リスクの未来を妄想

前述のとおり、リスクはイーサリアムと同じことができて、処理速度の点で優れています。個人的にはイーサリアムよりポテンシャルがある仮想通貨だと思っています。

現在は先駆者であるイーサリアムの方がメジャーですが、市場がイーサリアムの機能で満足できなくなればリスクの価格が急上昇する可能性は高いでしょう。

【2018年2月4日追記】国内の大手取引所である「ビットフライヤー(Bitflyer)」にリスクが上場しました。今後は利用者の多いビットフライヤーでリスクの購入が可能になるため、取引量が増加してさらなる価格上昇が期待できるでしょう。

また、数あるアルトコインの中から新規上場銘柄に選ばれたわけですから、リスクはビットフライヤーにポテンシャルを期待されていると言えます。

④ファクトム(Factom)

ファクトムは「公証(戸籍、不動産登記簿、印鑑証明等)を管理することができる仮想通貨」です。仮想通貨の根幹システムである「ブロックチェーン」が、絶対に不正のできない仕組みだからこそできる機能です。

どんな時にあがるのか?ファクトムの未来を妄想

公的な機関がファクトムを利用して、公証を管理し始めたらファクトムは急上昇するでしょう。世界ではペーパーレス化が進んでいますが、莫大なデータがサーバーに保存されるとなるとサーバーの維持費もバカになりません。そのような問題はファクトムを利用すれば解決できます。

⑤モネロ(Monero)、ジーキャッシュ(Zcash)、ダッシュ(DASH)

モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュは機能がほぼ一緒です。簡単に言うと「匿名性の高い仮想通貨」です。ビットコインも匿名性が高いですが、モネロ・ジーキャッシュ・ダッシュは「誰が誰に送ったのか、記録すら詳しく調べてもわからない」状態にします。

どんな時にあがるのか?モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュの未来を妄想

とっても匿名性が高いため、これを好んで使う人は、何か怪しい臭いがします。実際の取引で、この特性を活かすことができる人は何かしら訳ありかも知れません。

モネロ、ジーキャッシュ、ダッシュが多く使用されるようになって急上昇する時は、何か大きな抑止力が働くかも知れませんので注意しましょう。

⑥オーガー(Augur)

オーガーは「みんなからお金を集めて、分配する仕組みを作ることができる仮想通貨」です。この機能を利用することで、誰でも胴元のいないギャンブルを運営できます。

ギャンブルに使えると言うと、怪しく聞こえますが、他には保険にも応用できます。保険会社のマージンよりも格安で保険が運用できるのです。

どんな時にあがるのか?オーガーの未来を妄想

保険やギャンブルでオーガーの仕組みが利用されれば、価値は急上昇するでしょう。海外のブックメーカーに、日本からオーガーで気楽に参加できる日が来るかも知れません。

⑦リップル(Ripple)

リップルは「海外送金を便利にできる仮想通貨」です。海外送金は手間がかかったり、手数料が高かったりするのですが、リップルを使用することで手間と手数料の両方を削減できます。実用性の高い仮想通貨であり、Googleが出資したことでも話題になりました。

どんな時にあがるのか?リップルの未来を妄想

金融機関が海外送金のためにリップルを使用することになったら、価値は急上昇するでしょう。個人的には、可能性は十分あると思っています。現在の海外送金の仕組みは、本当にややこしいですからね。

⑧ネム(NEM)

ネムは「セキュリティの高い仮想通貨」です。また、一部の採掘者に報酬が片寄らないようにするため、NEMネットワークに参加する人に報酬を与える仕組みとなっています。

どんな時にあがるのか?ネムの未来を妄想

ネムはセキュリティの高さから注目を集めている仮想通貨です。ビットコインのセキュリティでは満足できない機関等が、ネムを積極的に利用し出せば、価格は急上昇するでしょう。

⑨ライトコイン(Litecoin)

ライトコインは「高速な取引ができる仮想通貨」です。ビットコインの約4分の1くらいの時間で取引を成立させることができます。

どんな時にあがるのか?ライトコインの未来を妄想

ライトコインは高速取引ができる点でビットコインより優れていると言えます。しかし、高速取引を可能にしていることは、セキュリティ面においては、あまり良いことではありません。ライトコインでもセキュリティが十分だと判明すれば、急上昇の可能性があるでしょう。

⑩ビットコインキャッシュ(BitcoinCash)

ビットコインキャッシュはビットコインから分裂した仮想通貨です。そのためビットコインと良く似ているのですが「ビットコインより取引を大量に速く処理することが可能」です。

どんな時にあがるのか?ビットコインキャッシュの未来を妄想

ビットコインキャッシュはビットコインより優れているのですが「マイニング報酬が安いため、採掘者が集まらない」という課題があります。この課題さえクリアできればビットコインキャッシュは現在のビットコインに代わって「真のビットコイン」になってもおかしくありません。そうなればビットコインキャッシュの値段は急上昇するでしょう。

アルトコインの購入はコインチェックで

以上がコインチェックで購入できるアルトコインの超簡単な説明です。記事の序盤にも書きましたが、仮想通貨・アルトコインの投資を始めるならコインチェックがおすすめです。セキュリティの高さ、チャートの見やすさは初心者にピッタリです。

【2018年7月16日追記】2018年1月26日にコインチェックは悪質なハッカーから攻撃を受けて、日本円にして約580億円の仮想通貨を盗まれてしまいました。盗まれた顧客の仮想通貨は全額コインチェックが補償して、日本円で返金されると公表されています。(おそらく他の取引所がハッカーに攻撃を受けても同様の対応を取るでしょう。悪い対応をして、顧客が離れるのが取引所にとって一番怖いですからね。)

コインチェックはこの事件の対応に追われているため、仮想通貨の取引機能の多くを停止しています。

コインチェックはさらにセキュリティを強化して、金融庁に再発防止策を提出する必要があるため、しばらくは多くの取引機能が停止した状態が続くでしょう。(2018年7月現在でも多くの取引機能を停止しています)

そのため、すぐに仮想通貨を購入したい人は、コインチェックと同じく国内大手の取引所である「GMOコイン」で口座開設・取引を行った方が良いでしょう。

GMOコインは東証一部上場の大企業であるGMOインターネットグループの系列です。そのため、もしコインチェックのようにハッカーの被害を受けても、補償できるだけの資本力は充分あり安心できます。

口座開設は簡単で、下記の公式サイトにメールアドレスを入力するだけで手続きを進めることができます。

 

【公式サイト】GMOコイン

 

最後に

仮想通貨の仕組みは難しいです。ビットコインでもややこしいのに、それがアルトコインとなると完全に理解することは不可能に近いでしょう。まずは簡単な仕組みをつかんで、アルトコインの投資を楽しめば十分だと思います。投資を楽しんでいるうちに、お気に入りの仮想通貨が見つかるでしょう。

それでは!