ハンザワブログ

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台風の多い季節は秋?女性も安心なおすすめ防災グッズを紹介

台風

こんにちは!ハンザワです。
2018年は自然が猛威をふるっている年ですよね。地震・ゲリラ豪雨・災害級の猛暑等、自然の力の恐ろしさを目の当たりにしました。

また、災害の原因の1つである「台風」も多く発生しています。今回の記事では台風についての豆知識とおすすめ防災グッズについて紹介します。台風への備えの参考にしてください。

台風とは

まずは台風について簡単に説明しておきます。豆知識・雑学みたいな話なので、興味ない人は読み飛ばしてください。

■台風とは
北西太平洋の熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s以上に発達したもの

 

ちなみに「台風」の語源はギリシア神話に登場する怪物「テュポン(Typhon)」に由来しており、「台湾の方からくる強い風→台風」という説は俗説のようです。

また、同じく最大風速が17.2m/s以上の熱帯低気圧で、北インド洋と南太平洋で発生したものは「サイクロン」と呼ばれます。

台風が多い季節は?

「台風の季節」と聞くと、いつを思い浮かべるでしょうか。実は台風事態は年中発生している現象なのですが、日本列島を直撃する台風は「夏~秋」が多いです。

そのため、台風の警戒が必要な季節は「夏~秋」ということになります。

台風の季節毎の特徴

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日本列島を直撃する台風は夏~秋が多いのですが、季節によって台風には特徴があります。「夏台風」と「秋台風」の違いを下記に簡単にまとめました。

特徴① 夏台風よりも、秋台風のほうが勢力が強い

台風は海面で上昇気流が起こることで作られる現象です。上昇気流は海水が温めれることで発生します。

水は「温まりにくく冷めにくい」ため、気温よりも遅れて温度変化が起きます。

そのため、夏より秋のほうが海水温が高く「夏台風より秋台風のほうが勢力が強くなる」ことが多いのです。

特徴② 夏台風よりも、秋台風のほうが日本に上陸しやすい

夏は日本を太平洋高気圧が覆っています。その影響で、台風は日本に上陸することができず、中国方面に向かうことが多いです。

一方、秋は太平洋高気圧の影響が弱くなることに加えて、偏西風に乗って北東に進みやすくなることから、台風は日本に上陸しやすくなります。

そのため、夏台風よりも秋台風のほうが日本に上陸しやすい傾向にあります。2018年は夏に台風上陸が多かったですが、実は台風の本番は秋なのです。

特徴③ 夏台風よりも、秋台風のほうが移動速度が早い

台風は「周囲の風」「気圧」の影響で動きます。夏は太平洋の気圧配置が安定することが多く、大気の流れが安定するため、台風の速度が遅くなります。

一方、秋は偏西風に乗ってくるため、台風の移動速度は速くなります。

秋台風は夏台風に比べて事態が急変しやすいため、注意が必要と言えるでしょう。

台風は毎年やってくる?

2018年はやたらと日本に上陸した台風が多いですが、実は台風が一度も上陸しなかった年もあります。

気象庁が観測を始めた1951年以降では、1986年、2000年、2008年が台風が上陸しなかった年です。

台風がやってこないのは、約20年に一度の頻度ですね。基本的に「台風は毎年やってくるもの」と考えたうえで対策しましょう。

おすすめの防災グッズを紹介

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以下では、被災した時のための「おすすめ防災グッズ」を紹介します。

ちなみに家族がいる人は、防災グッズを男性目線で選ばず、女性目線で選ぶことをおすすめします。

男性が「そんなものいる?」と考えるものでも女性は必要だったりします。男性の人は独りよがりな準備をせず、ぜひ女性の意見を取り入れてください。

それでは、おすすめの防災グッズ10点を以下で紹介します。

防災グッズ① 水

最優先で準備しておくべきものは「水」です。救援物資が届くまで、被災してから3日程度と言われているため、できれば3日分を用意しましょう。

水は1人1日3リットルが目安となりますので、これを家族分用意するとなると、相当な重量になってしまいます。

一度で持ち出すことは難しいと思いますので、避難の際に持ち出すのは1日分くらいにして、残りは一時帰宅の際に持ち出せる場所に保管しておきましょう。

なお、水は長持ちする「非常災害備蓄用」のものを購入するようにしましょう。

防災グッズ② 非常食

非常食も水と同じく3日分は用意しておきましょう。非常食と言うと缶詰や乾パンを思い浮かべますが、「食べ慣れない物は喉を通らない」ものです。

そのため、一般的な非常食の他に「お菓子」や「インスタント食品」を準備しておくと良いでしょう。

防災グッズ③ 下着・衣類

被災した場合はお風呂・シャワー・洗濯が困難になるケースが多いため、下着や衣類を可能な限り準備しておきましょう。

重ね着が可能な衣類を用意しておくと、防寒の対策にもなるためおすすめです。

防災グッズ④ ティッシュ

何かと便利なティッシュは防災グッズとして必ず用意しておきましょう。

被災後は衛生面の問題が発生するため、通常のティッシュだけではなく、ウェットティッシュ除菌ティッシュを用意しておくことをおすすめします。

防災グッズ⑤ 消毒液・絆創膏

ケガをしたときの応急処置グッズとして「消毒液・絆創膏」を用意しておきましょう。

応急処置ができずに、医療の救援が遅れると、傷口が化膿してしまう恐れがあります。被災の現場では「身体」「体力」が大切ですので、応急処置グッズは必要です。

防災グッズ⑥ 毛抜き

実際に被災した人の体験談で多いのが木材等の「トゲ」が刺さったと言うものです。毛抜きを持っていると、トゲが刺さったときに簡単に抜けて便利です。トゲって素手で抜こうとしても中々抜けないんですよね。

防災グッズ⑦ 簡易トイレ

公共のトイレを使用するという方法もありますが、簡易トイレを用意しておくことをおすすめします。

公共のトイレはスゴい順番待ちになることが予想されますし、断水となり水が流れないと大変なことになっている可能性も…(過去の被災地には、水が流れなくて大変なことになっているトイレがたくさんありました。)

防災グッズ⑧ サニタリー用品

女性ならではですが、サニタリー用品は必須です。男性の中には「本当に必要なの?」と疑問に思う人もいるかも知れませんが、本当に必要なんです。

無いと大変なことになってしまいます。そんなに場所をとるものでもないので、必ず防災グッズの中には入れておきましょう。

防災グッズ⑨ スリッパ

過去の被災地の経験からスリッパはあると便利です。被災時はガラスが床に飛び散っている場合が多々あります。足元を守るためにもスリッパは用意しておいた方が良いでしょう。

防災グッズ⑩ ハブラシ

ハブラシもスリッパと同じで過去の被災地の経験から準備しておくと良いものです。

口内の汚れが肺に入ってしまうと、最悪の場合は「肺炎」となってしまう可能性があります。携帯のハブラシを用意しておくことをおすすめします。

個別で備えるのが面倒な人は「防災グッズ」をまとめて購入しよう

今の時代は便利な「防災グッズセット」がAmazonや楽天で手に入ります。

とりあえず買っておけば、一通りのものは揃うため、防災グッズを個別で集めるのが面倒な人は購入すると良いでしょう。

ただし、「防災グッズセット」は一般的な最低限のものしか入っていないため、防災グッズセットに入っていないものも「プラスアルファ」で準備することをおすすめします。

最後に

被災への備えは日常生活に影響がない部分であるため、ついつい後回しになりがちです。しかし、台風は毎年やってきます。「もしも」の時のために、しっかりと準備しておきましょう。

それでは!