ハンザワブログ

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お葬式(葬儀・告別式)当日の流れについて(初心者向け)

葬儀・告別式

こんにちは!ハンザワです。
本日は、「葬儀・告別式」についての記事です。一般的には「お葬式」と呼ばれることが多い行事ですね。

前回までの記事で、「死亡時・相続発生時~お通夜」までの流れを書きましたが、お葬式は故人を見送る「最大の儀式」となります。今回の記事ではお葬式(葬儀・告別式)の流れを説明します。

お葬式(葬儀・告別式)を迎えるにあたって

遺族・親族の方々は、故人が亡くなってから慌ただしく過ごし、お葬式を迎えることになります。中には体調を崩してしまった人もいるかも知れません。

お疲れの中ですが、故人の供養にあたって、お葬式は特別な意味合いを持つものになります。故人のためを思い、もう一頑張りしましょう。

なお、死亡時・相続発生時~お通夜までの流れについては、下記の記事をご参照ください。

お葬式(葬儀・告別式)の時間について

お葬式の「開始~終了時間」については、火葬場のスケジュールに合わせることになります。

ハンザワ家では故人が亡くなった直後、通夜とお葬式の日程を決める際に、火葬場の空き状況をチェックしてもらいました。

お葬式をしても火葬場が埋まっていては困りますので、まずは火葬場を抑えてから、前後のスケジュールを決めていく流れになります。

だいたい、食事の時間前に火葬しに行くケースが多い様で、お昼前の午前中が人気で早くに埋まってしまいます。

ハンザワ家の場合も、火葬場の時間が午前10時~は既に埋まっており、午前11時~の予約が取れました。まずは火葬場の予約を取った後に、火葬場の時間に合わせて、通夜・お葬式の開始時間が決まります。

火葬場までの移動時間等も考慮して、火葬場予約の2時間前にお葬式開始となりました。あまり朝早すぎても、参列する方への負担にもなりますし、そのあたりの調整が難しいところではあります。

お葬式(葬儀・告別式)の最終打ち合わせとは

お葬式が始まるまでに、葬儀屋さんと最終の打ち合わせがありました。お葬式当日の流れの説明があり、喪主の挨拶をするタイミングや故人との最終お別れになるタイミング等を教えてもらいました。

また、お葬式が終わった後、自宅に祭壇を作って位牌やお骨を安置します。その、祭壇の設置も葬儀会社の方で段取りをしてくれるとのことで、日程の話もありました。そして、一番メインの話が四十九日法要の話でした。

四十九日の法要の段取りについて、会場をおさえておく必要があります。日程を決めておけば、お葬式に参列した方々への案内もその場でできます。

具体的な出欠連絡は直前で構いませんが、日程だけでも決めて伝えておけば、参列者側としては予定を空けておくことができて助かります。

また、このタイミングで四十九日法要で出される食事のメニュー、引き出物のカタログを渡され説明されました。四十九日までに決めて注文する流れとなります。

お葬式(葬儀・告別式)の直前にやっておくとこ

最終の打ち合わせが終わり、お葬式が始まるまでの少し時間がありました。お葬式が始まってしまうと、故人の近くに行って話しかけることが難しくなります。

最後にゆっくりと対面できる時間となりますので、このタイミングで思い残す事がないよう故人との時間を過ごしましょう。

お葬式開始~の流れ

一般参列者の受付時間が開始し、参列者は控室・もしくは葬儀会場でお待ち頂きます。時間になると葬儀会場のスタッフから声がかかり、お葬式が開始となります。

参列者全員が着席後、僧侶が入場し、司会者(ハンザワ家の場合は葬儀屋スタッフが行いました)が開式の言葉を述べます。

僧侶から挨拶や読経の意味等の説明があり、読経が開始されます。(僧侶や宗派によって、流れが異なります)

僧侶やスタッフの案内により、血の濃い順番から焼香をしていくのが一般的です。

読経が終わると、改めて僧侶からのお話があり、閉式の挨拶を喪主が行ないます。お葬式自体の流れとしては、このような形が一般的になります。

故人との最期のお別れ

葬儀が終わると、故人の顔を見る事ができるのはここで最後となります。

出棺前に棺(かんおけ)に故人の想い出の品を入れ、祭壇に飾られた花を入れます。お花は葬儀場スタッフから手渡されていきますので、順番に入れていきます。

ハンザワ家では、通夜の後に親族が故人に向けて書いた手紙を故人の胸元に置き、故人が愛してやまなかった猫の写真を顔の横に添えました。

最期のお別れの言葉をそれぞれが告げて、溢れんばかりの花を遺体の周りに埋めていきました。ここで最後かと思うと、本当に悲しみがこみ上げてきて涙が止まりませんでした。

お葬式会場からの出棺

最期のお別れの後は棺を閉じます。そして、葬儀場スタッフの誘導に従い、参列者は霊柩車へと向かいます。

この時に、喪主は位牌を持ち、喪主に次ぐ人が遺影を持つのが一般的です。棺は重たいため、男性を中心に6~10名程度で運び出しました。

霊柩車へ棺を乗せた後は、そのまま火葬場へ向かいます。霊柩車への同行は、喪主や親族が行なうのが一般的ですが、ハンザワ家では喪主や親族も含めて全員がマイクロバスに乗って火葬場へ向かいました。

火葬場での流れについて

火葬場に到着すると、棺は火葬炉へと向かいます。位牌と遺影は置く場所が用意されており、火葬場スタッフの指示に従います。

僧侶が読経をし、焼香を行なうので、僧侶に続いて喪主から順に焼香をしていきます。

これらが終わると、本当に最後の時です。棺が火葬炉に納められるのを全員で合掌して見送ります。

火葬は1時間~2時間程度の時間がかかるため、親族は控室で待ちます。ハンザワ家の場合は、ちょうどお昼時に合わせていたため、再びマイクロバスに乗って葬儀会館へ戻り食事をとりました。(火葬場によっては、火葬場に食事処があるケースもあります。)

骨上げの流れについて

食事が終わった後は、再び火葬場へ戻ります。葬儀が終わったタイミング、食事が終わったタイミングで帰る参列者もいるので、骨上げに向かうのは近しい親族のみとなります。

骨上げについても、火葬場のスタッフの指示に従いますので、分からないからと不安に思う必要はありません。

火葬後に、故人の骨を骨壺に納めることが「骨上げ」です。骨上げは竹の箸を使い、2人1組で1片のお骨を一緒にはさんで拾い、骨壺に納めるのが一般的です。(近年では一人でも骨上げができるように、違い箸(種類や材質の異なる一対の箸)を使う葬儀場も多いです。)

喪主から始まり、故人と血縁の深い順に拾います。骨を1、2片拾ったら、箸を次の人へ渡します。

骨は、足から順に上体へ、最後に「のどぼとけ」を拾って骨壺に納めますが、地方や宗派によって風習が異なりますので、火葬場スタッフの指示に従いましょう。

【追記】骨上げについては質問が多かったため、下記記事に詳細をまとめました。

最後に

以上が、お葬式(葬儀・告別式)当日の流れになります。故人が亡くなってから、慌ただしい日々が続いたと思いますが、お葬式で一段落となります。

お葬式の次の行事は「初七日法要」になります。こちらにつきましては、また別の記事で内容・流れを紹介させて頂きます。

それでは!