ハンザワブログ

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なぜ銀行は低い金利で住宅ローンを貸すのか?住宅ローンの金利節約術も紹介【住宅ローン低金利の理由】

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【最終更新日:2018年2月12日】

こんにちは!ハンザワです。
本日は住宅ローン関連の記事です。今は銀行に預けてもお金が増えない低金利の時代ですが、住宅ローンも非常に低金利です。変動金利だと借入金利が0.5%程度の銀行もあります。

みなさんは「そんなに低い金利で銀行はもうかっているの?何か銀行にメリットはあるの?」と思ったことはないでしょうか。本日は「なぜ銀行が低金利で住宅ローンを獲得するのか?」の疑問についてお答えします。

住宅ローン獲得に銀行が力を入れる理由

銀行が低金利の状況でも、住宅ローンに力を入れている理由を以下にまとめました。主な理由としては5つあります。

理由① お金を借りてくれる会社が少ないから

理由の一つとして、現在は資金を借りてくれる会社が少なくなっていることが挙げられます。アベノミクスで会社の業績が回復し、増益を果たしている会社が多いとは言え、どの会社も大型の設備投資には慎重です。会社は収益をあげても借入を返済するばかりで、事業拡大のためのお金を借りてくれないのです。

資金を借りてくれる会社が少ないため、銀行はお金が余っている状態になっています。「日本銀行に資金を寝かして置くくらいならば、低金利でも個人に貸し付けた方が良い」との考えになっているのです。

理由② 住宅ローンは資金使途(何にお金を使うか)がはっきりしている

銀行は資金を「何に使うのか」が不明の場合は、資金をあまり貸したくないと思っています。貸したお金が犯罪等の良からぬことに使われるのではないかと疑っているのですです。

銀行にもリスクがあるため、近年流行っているフリーローン等の「理由がなくても借りられるお金」は、限度額が低く、金利が高く、借り入れ期間が短いです。住宅ローンは資金使途がわかりやすいため、銀行も安心してお金を貸すことができるのです。

理由③ 住宅ローンは貸し倒れが少ないから

住宅ローンは貸し倒れ率(銀行が貸したお金が返ってこない確率)が低いです。なぜかと言うと、住宅ローンは通常のローンと違い、属性の良い人(高収入の人や安定した職業に就いている人)の割合が高いためです。

普段は銀行からお金を借りなくても「住宅ローンの時だけは別」という人は非常に多いです。そのような層が住宅ローンを利用することで、属性が良い人の割合が高まるのです。住宅ローンは貸し倒れて、銀行が損をする可能性が低いため、低金利で貸し出すことができるのです。

理由④ 住宅ローンは万が一の時でも不動産担保と団体信用生命保険で回収できる

住宅ローンでは購入した自宅を担保にとります。さらに、団体信用生命保険への加入を必要としている銀行がほとんどです。仮に住宅ローンを借りた人が破産したとしても自宅を担保にとっているので銀行は優先的に資金を回収できます。

また、団体信用生命保険があるため、住宅ローンを借りた人が死亡した場合でも資金を回収できるのです。回収の懸念がほとんどないところも、銀行が住宅ローンに力を入れる理由の1つです。

理由⑤ 住宅ローンは将来の優良顧客の口座を獲得できる

いくら住宅ローンが回収しやすいローンと言っても、銀行は住宅ローンではそれほど儲かりません。金利がものすごく低いから当然ですよね。しかし、住宅ローンは個人の銀行口座を獲得することができます。

銀行の個人営業のビジネスモデルは富裕層や高齢者から手数料で稼ぐことです。投資信託、個人年金保険、不動産仲介、遺言等々の手数料で稼ぐためにも、まずはお客さんとの接点がないと話になりません。住宅ローンは「若者=将来の富裕層・高齢者」の口座(接点)を獲得する絶好の機会です。銀行は将来の顧客基盤を築くために住宅ローンに力をいれているのです。

住宅ローンの金利をさらに低くして節約するには

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銀行が住宅ローンを低い金利で貸す理由は以上です。それでは低い金利をさらに低くして節約するにはどうすれば良いのでしょうか。いくつか方法はありますが、簡単で一番効果的なのは「相見積もり」を取ることです。引っ越し業者を選ぶときと一緒です。ただし、住宅ローンは見積もりを取る際に記載・入力項目が多く非常に時間がかかります。

そのため、住宅ローン一括審査申込サービスを利用すると良いでしょう。最大6社の金融機関に一度の入力で審査申し込みが可能になります。20分程度の入力時間で、数百万円の節約に成功することもありますので、提携ローンだけで決めてしまわずに、利用するべきだと思います。一度、シミュレーション入力画面を見て頂くと、入力の簡単さがわかりますよ。

 

また、「物件が決まり切っておらず、まだ住宅ローンを比較する段階まで達していない人」や「住宅ローンの審査に受かるのか不安な人」は住宅本舗の無料相談サービスに相談してみると良いでしょう。

日本では今までなかった、住宅ローンに特化した相談サービスです。不動産屋や金融機関と違って、中立な立場でアドバイスしてくれるので安心できますよ。

 

最後に

住宅ローンは銀行のサービスの中でも、かなり顧客有利なサービスです。ローンは嫌いと言う人でも、住宅ローンだけは多めに借りることを検討しても良いのではないでしょうか。それほど魅力的な金利水準だと思います。

それでは!