ハンザワブログ

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痩せ菌・デブ菌とは具体的に何なのか?増やす食べ物とは?

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こんにちは!ハンザワです。
本日はダイエット関連の記事です。最近ダイエット関連でよく聞くようになった言葉で「痩せ菌」「デブ菌」という言葉があります。

しかし、痩せ菌・デブ菌とはいったい何なのでしょうか?(もちろん、痩せ菌・デブ菌は正式名称ではありません)。まとめましたので、ダイエットに興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

結論:痩せ菌・デブ菌の正体

まずは結論から書きます。痩せ菌・デブ菌の正式名称は下記になります。

痩せ菌→バクテロイデーテス
デブ菌→ファーミキューテス

 

どちらも聞き覚えのない菌の名前ですよね。でも、どちらの菌も誰しもが身体の中に持っている「腸内細菌」なのです。

バクテロイデーテスは脂肪の吸収を抑えて、さらに脂肪の燃焼を手伝う効果がある菌です。そのため、バクテロイデーテスは通称「痩せ菌」と呼ばれています。

一方、ファーミキューテスは消化された食べ物をエネルギーとして体内に溜め込む効果がある菌であるため、通称「デブ菌」と呼ばれています。

ここで勘違いして欲しくないのですが、バクテロイデーテスは良い菌で、ファーミキューテスは悪い菌というわけではありません。

バクテロイデーテスもファーミキューテスも、人間が生きていくうえで必要不可欠な菌なのです。

仮にファーミキューテスが全く無くて、エネルギーを溜め込むことが難しい身体になってしまうと、生きていけませんよね?

大切なのは、バクテロイデーテスとファーミキューテスのバランスなのです。

痩せ菌(バクテロイデーテス)を増やすには?

上述のように、デブ菌も人間が生きていくうえで必要な菌であるため、「痩せやすい体質」を作るためには、デブ菌(ファーミキューテス)を減らすのではなく、痩せ菌(バクテロイデーテス)を増やす必要があります。

やせ菌のエサとなる代表的なものは食物繊維です。食物繊維の中でも特に「水溶性食物繊維」は痩せ菌の大好物になります。

水溶性食物繊維は、海藻、果物、いも類、豆類、野菜等に多く含まれていますので、痩せ菌を増やすためにはこれらの食べ物を多く摂取するのが良いでしょう。

 

以下では、痩せ菌・デブ菌に関する、勘違いしやすいポイントについて説明します。

勘違いしやすいポイント① 痩せ菌=善玉菌、デブ菌=悪玉菌ではない

「痩せ菌=善玉菌、デブ菌=悪玉菌」と勘違いしている人がいますが、間違いです。

痩せ菌・デブ菌は善玉菌でも悪玉菌でもない「日和見菌(ひよりみきん)」に分類されます。

この日和見菌という種類は「その人の体調によって、良い働きも悪い働きもする菌」です。

デブ菌と言われるファーミキューテスも人間の体調次第では「良い働き」をするのです。間違った情報を載せているサイトも多いため、注意しましょう。

勘違いしやすいポイント② 痩せ菌=乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌ではない

「痩せ菌=乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌」と勘違いしている人も多いですが、誤りです。

乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌は直接的に脂肪燃焼の効果がないため、「痩せ菌」とは呼べないのです。

しかし、乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌は腸内環境(腸内フローラ)を整えてくれる「善玉菌」のため、これらを摂取することは結果的にダイエットに繋がります。

理想的な腸内環境は善玉菌・日和見菌・悪玉菌の割合が、2:7:1と言われています。

ヨーグルトダイエット等の乳酸菌を摂取するダイエット方法は、腸内環境を整えることに着目した、痩せる根拠あるダイエット方法なのです。

最後に

痩せ菌・デブ菌のバランスは食生活で改善できます。気になる人は試してみると良いでしょう。

それでは!