ハンザワブログ

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仮想通貨・ビットコインが大暴落。心配な人は売却もあり?取引所の分散等、心を落ち着かせる対処法を紹介

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【最終更新日:2018年7月16日】

こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用・仮想通貨についての記事です。あなたは仮想通貨投資を楽しんでいますか。仮想通貨を購入したは良いものの、いきなり大幅に価格が下落して、ショックを受けている人もいるのではないでしょうか。仮想通貨が暴落している時でも、心を落ち着かせる対処法を紹介しますので、参考にしてください。

各国が取引所に対して規制を強化したことを機に、ビットコイン等の仮想通貨の価格が大暴落

2018年に入ってからも、ビットコイン等の仮想通貨関連のニュースは毎日のようにメディアを賑わせています。特に2018年1月中旬頃に集中した「韓国等の仮想通貨取引所規制」の仮想通貨市場への影響は大きく、ビットコイン・アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の価格は軒並み暴落しました。

【参考】仮想通貨が下落、韓国取り締まり懸念-ビットコイン1万3000ドル割れ - Bloomberg

2017年12月頃から仮想通貨投資をスタートした人は「暴落で大きな含み損が出てしまった。とても心配なのたが、どうしたら良いのかわからない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

【2017年2月5日追記】仮想通貨NEM(ネム)流出問題により、コインチェック社に金融庁が立ち入り検査を行っていること等の影響により、仮想通貨はビットコイン・アルトコインともに、さらに大きく値段を下げています。不安に感じている人は、ぜひ記事を読み進めて下さい。

高騰・大暴落が定期的にやってくる仮想通貨投資

仮想通貨投資に付き物なのが、価格高騰による「激しい喜び」と、大暴落による「気持ちの強い落ち込み」です。平穏無事を好む人は仮想通貨投資には向かないかも知れません。

そうは言われても、資産を何倍にも増やせる可能性があり、夢がある仮想通貨投資。「心配性のあなたには向いていない」と言われても興味があり、投資したくなりますよね。今回の記事は、まさしくそのような人に向けた記事です。

暴落時に心を落ち着かせる対処法6選

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仮想通貨の値動きが激しいことを頭では理解していても、ビットコイン、アルトコインの仮想通貨を保有している人にとって、暴落はつらいものです。仮想通貨暴落と仲良く付き合う(?)ための対処法を6つまとめました。

①仮想通貨関連の情報を遮断

いわゆる情報の断捨離です。暴落時には悲観的な情報が飛び交います。相場が右肩上がりの時に暴落を予想して、今まで予想を外していた人も、ここぞとばかりに更なる暴落を主張します(笑)。そのような悲観的な主張を見ていると、ただえさえ不安なのに、更に不安になってしまいます。

そんな時は思い切って、仮想通貨に関係する情報を遮断してしまいましょう。Twitterや仮想通貨取引所のチャットは特に根も葉もない噂が流れやすいので、絶対に見ないことを推奨します。仮想通貨に投資していることですら、忘れられるのならば最高です。

また、暴落時には好き勝手言う人ばかりでノイズが多く、まともで有益な情報を得ることが難しいです。仮想通貨に関する情報収集をしようとしても徒労に終わってしまうことが多いでしょう。思い切って情報収集は辞めるのが吉です。

悲観的な予想に正確な根拠はない

そもそも仮想通貨の動きが今後どうなるのか何て、誰にも正確にわからないのですから、断定的な主張をまともに聞く必要はありません。正確に仮想通貨の動きがわかる人かいるのならば、その人は莫大な財を築いて悠々自適な暮らしを送っていることでしょう。

仮想通貨の値動きを断言する人がいたら、ぜひ「あなたは仮想通貨の値動きを正確にわかるのでしたら、働かずに仮想通貨の収入だけで生活しているのですね?」と聞いてあげてください。きっと返答に困るはずです。

②暴落の原因を、とことん分析する

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①と矛盾しますが、暴落の原因をとことん分析することも心を落ち着かせるために有効です。なぜならば、仮想通貨が暴落したときの要因はほとんどが「どこかの国の取引所規制」だからです。仮想通貨自体の機能に重大な欠陥があって暴落したのならば問題ですが、取引所の規制を理由とした暴落程度では、仮想通貨の未来は妨害できないでしょう。

暴落の原因が取引所の規制にあるときは、必要以上に心配する必要はないと考えますので、いったん落ち着いてください。情報を収集するときは、しっかりと暴落の原因を探すようにしましょう。

③長期のチャートを眺める

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1日や1週間の値動きのチャートではなく、1年間もしくはそれ以上の値動きのチャートを眺めるのもおすすめです。暴落と言われている時でも「1年前と比べたら値上がりしている」ことが多いはずです。

仮想通貨は急騰と暴落を繰り返していますが、超長期的に見ると右肩上がりの仮想通貨が多いため「今の暴落もいつかは回復する」と考えることができ、精神の安定に繋がります。

④逆に追加投資のチャンスだと考える

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仮想通貨投資を長期的な視点で考えている人は、追加投資のチャンスと考えることで、不安を解消することができます。「暴落していて、さらに下がる(資産が減る)かも知れない。保有している仮想通貨を売却するべきかどうか」というマイナスの考え方から、「暴落していて、さらに下がる(安く買える)かも知れない。今、仮想通貨を追加購入するべきかどうか」というプラスの考え方に変えるのです。そうすることで、だいぶ精神の安定は保たれます。

⑤仕事・趣味に没頭する、寝る、お酒を飲む等、仮想通貨のことを忘れる

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暴落時は仮想通貨のことを忘れてしまうことが一番です。意識的に仕事や趣味に時間をかけたり、夜早くに寝てしまったり、アルコールの力を借りるなりして、仮想通貨投資のことを忘れてしまいましょう。

⑥取引所を分散させておく

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「自分の含み損を見ると、余計に狼狽してしまう」という人も多いのではないでしょうか。そのような人は仮想通貨の取引所を分散することをおすすめします。暴落で含み損を抱えている取引所にはログインせず放っておいて、新しい取引所で口座を開設して取引を開始するのです。こうすることで、含み損を抱えている取引口座を見なくて済むので、精神衛生上安定します。

また、結果として新しく口座を作った取引所では、暴落時に安値で新たに仮想通貨を購入できることになるため、プラスになることが多いでしょう。そのプラスの収益を眺めているうちに、以前に使っていた口座の含み損が解消しているかも知れませんよ。

ちなみに取引所を分散させるのならば、取引所の大手である「コインチェック」と「GMOコイン」がおすすめです。

【2018年7月16日追記】2018年1月26日にコインチェックは悪質なハッカーから攻撃を受けて、日本円にして約580億円の仮想通貨を盗まれてしまいました。盗まれた顧客の仮想通貨は全額コインチェックが補償して、日本円で返金されると公表されています。(おそらく他の取引所がハッカーに攻撃を受けても同様の対応を取るでしょう。悪い対応をして、顧客が離れるのが取引所にとって一番怖いですからね。)

コインチェックはこの事件の対応に追われているため、仮想通貨の取引機能の多くを停止しています。

コインチェックはさらにセキュリティを強化して、金融庁に再発防止策を提出する必要があるため、しばらくは多くの取引機能が停止した状態が続くでしょう。(2018年7月現在でも多くの取引機能を停止しています)

そのため、すぐに仮想通貨を購入したい人は、コインチェックと同じく国内大手の取引所である「GMOコイン」で口座開設・取引を行った方が良いでしょう。

GMOコインは東証一部上場の大企業であるGMOインターネットグループの系列です。そのため、もしコインチェックのようにハッカーの被害を受けても、補償できるだけの資本力は充分あり安心できます。

口座開設は簡単で、下記の公式サイトにメールアドレスを入力するだけで手続きを進めることができます。

 

【公式サイト】GMOコイン

 

 

取引所を分散させる目的でビットフライヤー以外にも口座を作成するのならば、DMM BitcoinもしくはZaif(ザイフ)がおすすめです。この2つの取引所も公式サイトからメールアドレスを入力するだけで登録手続きを進めることができます。

DMM Bitcoinは言わずと知れた大企業であるDMM.comグループが運営している取引所です。母体が資金力のある大きな会社であるため、仮にコインチェックのような事態となっても安心感があります。

Zaifは資本力こそ大きな会社ではないですが、セキュリティ面等で評価されており、正式な仮想通貨取引所として金融庁の登録を受けています。ビットコイン売買手数料の安さは日本一で、手数料はマイナス0.01%です。本格的にビットコインを購入したいという人は、手数料が節約できるZaifがおすすめです。

【DMM Bitcoin公式サイト】

 

【Zaif公式サイト】

それでも値動きが気になる人は、思い切って売却してしまうのもあり

「何をやっても、値動きが気になってしまって色々と手につかない」という人もいるでしょう。そんな人は売却してしまうことも、1つの手段です。狼狽売りは決しておすすめはしないのですが、精神が不安定になるくらいなら売却してしまった方が良いかも知れません。

最後に

良くも悪くも仮想通貨は値動きが激しいです。そのため、大きなお金を投資すると、暴落時の不安も大きくなります。あくまで余裕資金で投資することにして、仮想通貨投資を楽しみましょう。

それでは!