ハンザワブログ

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仮想通貨で配当金や利息・利子のようにインカムゲインを得る方法。複利の力でビットコイン・仮想通貨を増やせる?

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こんにちは!ハンザワです。
本日は仮想通貨についての記事です。あなたは配当金や銀行の利息・利子のようなインカムゲインは好きですか?私は大好きです(笑)。インカムゲインは投資をするうえでの醍醐味の一つと言えますよね。人気の仮想通貨でインカムゲインをもらう方法を紹介します。資産運用の参考にしてください。【最終更新日:2018年7月16日】

インカムゲインとは

必要ないかも知れませんが、インカムゲインについて簡単に説明しておきます。知っている人は読み飛ばして下さい。インカムゲインとは「資産を保有していることによって、安定的に得られる収入・利益」のことです。

具体例をあげると、定期預金を預けていることで得られる利子・利息、株式を保有していることで得られる配当金、不動産を保有していることで得られる家賃収入等です。

キャピタルゲインとは

インカムゲインと対になる言葉にキャピタルゲインがあります。キャピタルゲインは「保有している資産そのものの値上がりによる収入・利益」です。

具体例をあげると、保有している株が値上がりしたため売却したことによる収入、保有している土地が値上がりしたため売却したことによる収入等です。

インカムゲインが発生すれば、投資のリスクを抑えることができる

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キャピタルゲインと違ってインカムゲインは「資産を売却しなくても入ってくる収入」です。インカムゲインは安定・定期的な収入であるため、インカムゲインが得られる投資は、キャピタルゲインしか得られない投資に比べて、一般的にリスクが低く収益を出しやすいと言われています。

 

以下から本題に入ります。仮想通貨に投資してインカムゲインを得るためにはどうすれば良いのでしょうか。

ビットコイン等の仮想通貨は保有しているだけではインカムゲインはもらえない

初めに書いておきますが、ビットコイン等の仮想通貨を取引所で購入して、ただ預けておくだけではインカムゲインは発生しません。日本円やドルを銀行に預けているのと同じような感覚だと、勘違いしてしまいますので注意しましょう。(仮想通貨は通貨というよりは「新しい決済手段」です。そのため、nanacoやEdy等の「電子マネーには利息がつかない」というイメージの方が近いです。)

仮想通貨でインカムゲインを得るためには、日本の大手仮想通貨取引所であるコインチェックの「貸仮想通貨」のサービスを利用する必要があります。

 

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

インカムゲインがもらえる、貸仮想通貨とはどのようなサービスか

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配当金や利子・利息のように定期的に仮想通貨がもらえる「貸仮想通貨」について簡単に説明します。ちなみに、貸仮想通貨のサービスを行っている取引所はコインチェックだけです。

貸仮想通貨は一言で言うと「購入した仮想通貨をコインチェックに貸すことで、コインチェックから利用料がもらえるサービス」です。仮想通貨をただコインチェックに預けるだけではなく、「貸す」ことで利用料がもらえるのです。(ここでの利用料は預金でいう利息みたいなものと思って下さい)

貸株サービスを知っている人は、貸株サービスの仮想通貨バージョンだと思って頂ければわかりやすいです。

貸仮想通貨でもらえる利用料一覧(インカムゲイン)

コインチェックに仮想通貨を貸すことで、もらえる利用料一覧を下記表にまとめました。

貸出期間 年利率
14日間 1%
30日間 2%
90日間 3%
365日間 5%

ご覧の通り、かなりの高利率(預金で言うなら高金利)です。ゼロ金利に近い国内の定期預金はもちろんのこと、外貨預金でもこれだけの高利率はなかなか出ません。ちなみに、コインチェックで購入できる全種類の仮想通貨で「貸仮想通貨」を利用することができます。

これだけの高利率ならば、複利効果による資産(仮想通貨)の増加が充分に期待できます。

複利効果とは。仮想通貨が値上がりしなくても利益を出せる

複利効果について簡単に説明しておきます。

◼️複利効果とは:
株式の配当金や預金の利息・利子等の利益(インカムゲイン)を、再投資することによって、加速度的な資産の増加を実現すること。

 

もっと平たく言うと「利息が利息を生んで資産が増えていく効果」のことです。わかりやすいよう、定期預金での具体例を以下にあげます。

複利の具体例:

①定期預金100万円を利率5%で1年間預金します。

②1年後には100万円(元金)+5万円(利息)の105万円(元利)になります。

③2年後には100万円(元金)だけではなく5万円(1年目の利息)にも利息がつくのが複利です。

④つまり、2年目の利息は「100万円×5%=5万円」ではなく、「105万円×5%=5万2500円」となります。

⑤ちなみに、3年後には100万円(元金)だけではなく5万円(1年目の利息)+5万2500円(2年目の利息)=10万2500円にも利息がつくことになります。

 

次は単利(元本のみに利息がつく計算方法)に比べて、複利がどれだけ資産が増えるのか見てみましょう。

単利と複利の比較。運用が長期になるほど複利の効果は絶大

以下がコインチェックの貸仮想通貨で実際に運用できる「年率5%、1年複利」を単利と比較した表です。初年度の元本を100万円にしています。

年率5% 単利 複利
1年後 1,050,000円 1,050,000円
2年後 1,100,000円 1,102,500円
3年後 1,150,000円 1,157,625円
5年後 1,250,000円 1,276,282円
10年後 1,500,000円 1,628,895円
15年後 1,750,000円 2,078,928円
20年後 2,000,000円 2,653,298円
30年後 2,500,000円 4,321,942円

ご覧の通り、運用が長期になるほど複利は力を発揮して、資産が大きく増えることがわかると思います。年率5%の場合は仮に仮想通貨が全く値上がりしなくても、30年で432%資産が増えるのです。

また、定期預金と違い、仮想通貨の場合は複利効果で増やす以外に、値上がり益も期待できるため、資産を爆発的に増やせる可能性があります。

相対性理論で有名なアインシュタインは「複利の力」について、「人類最大の発明」と呼びました。複利を利用することで投資効率を向上させ、資本主義経済を大きく拡大させることができるため「人類最大の発明」と呼んだらしいです。それほど複利の効果は強力なのです。

インカムゲインがあることで、下落時のリスクも軽減できる

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あえて言うまでもないですが、仮想通貨の値上がりは確実なものではありません。価値が下がることもあります。しかし、価値が下落したとしても「保有していれば時間が薬になる」ことがインカムゲインがある投資の良いところです。

1年で5%増える貸仮想通貨を利用した場合、30年で432%仮想通貨が増えます。つまり30年後に仮想通貨の価値が4分の1に下落していたとしても利益がでるのです。保有している期間が長ければ長いほど、大きな下落にも耐えられるインカムゲイン(利用料)が蓄積されていきます。

コインチェックの貸仮想通貨を利用してインカムゲインを得ることで、仮想通貨投資のリスクを軽減できると言えるでしょう。

貸仮想通貨の注意点

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良いことばかりで、利用しなければ損に思える貸仮想通貨ですが、注意点もあります。しっかり覚えておきましょう。

注意点① 仮想通貨を貸している間は売却できない

貸仮想通貨を行っている期間は、貸している仮想通貨を売却できません。そのため、仮想通貨の値段が上がっても下がっても傍観するしかありません。「仮想通貨の値動きに応じて、売買を繰り返して利益を得よう」と考えている人には貸仮想通貨は向かないでしょう。

注意点② コインチェックが破綻したら全額返ってこないリスクがある

貸仮想通貨を行っている最中に、コインチェックが破綻した場合は全額返ってこない可能性があります。ただ、このリスクは貸仮想通貨を行っていなくても排除できません。

仮想通貨は預金保険制度(銀行が潰れても1000万円とその利息までは保護される仕組み)のような仕組みがないため、取引所で仮想通貨を購入・保有している以上、貸仮想通貨を利用していても、利用していなくても取引所の倒産リスクを排除することはできないのです。

それならばむしろ、貸仮想通貨をやらなければ損とも言えます。大手の仮想通貨取引所であり、可能性は低いかも知れませんが頭に入れておきましょう。どうしても心配ならば、14日間や30日間の短い期間で貸仮想通貨を行って、コインチェックの状況をニュース等で随時チェックするのが良いでしょう。

結局、どういう人が貸仮想通貨をやるべきなのか

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貸仮想通貨に向いている人は「仮想通貨で一財産築きたいと考えている。しかし、短期の値動きに一喜一憂して売買するのではなく、長期投資で考えている人」です。「複利の力+仮想通貨の将来性(値上がり)」で、一財産築くのも決して夢ではないでしょう。

最初の方でも書きましたが、貸仮想通貨取引ができる取引所はコインチェックだけです。コインチェックはセキュリティ面が充実しているため、仮想通貨初心者でも安心して取引できます。

【2018年7月16日追記】2018年1月26日にコインチェックは悪質なハッカーから攻撃を受けて、日本円にして約580億円の仮想通貨を盗まれてしまいました。盗まれた顧客の仮想通貨は全額コインチェックが補償して、日本円で返金されると公表されています。(おそらく他の取引所がハッカーに攻撃を受けても同様の対応を取るでしょう。悪い対応をして、顧客が離れるのが取引所にとって一番怖いですからね。)

コインチェックはこの事件の対応に追われているため、仮想通貨の取引機能の多くを停止しています。

コインチェックはさらにセキュリティを強化して、金融庁に再発防止策を提出する必要があるため、しばらくは多くの取引機能が停止した状態が続くでしょう。(2018年7月現在でも多くの取引機能を停止しています)

そのため、すぐに仮想通貨を購入したい人は、コインチェックと同じく国内大手の取引所である「GMOコイン」で口座開設・取引を行った方が良いでしょう。

GMOコインは東証一部上場の大企業であるGMOインターネットグループの系列です。そのため、もしコインチェックのようにハッカーの被害を受けても、補償できるだけの資本力は充分あり安心できます。

口座開設は簡単で、下記の公式サイトにメールアドレスを入力するだけで手続きを進めることができます。

 

【公式サイト】GMOコイン

 

最後に

もう一度書きますが複利の力は偉大です。しかし、そもそもの利率が高くないと複利は力を発揮できません。コインチェックの貸仮想通貨は、低金利の日本で複利の力を発揮できる数少ない投資手段と言えるでしょう。

それでは!