ハンザワブログ

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インターンシップは夏より冬に参加した方が面接・選考に有利?

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こんにちは!ハンザワです。
2019年卒の学生の就職活動も一段落して、2020年卒の夏のインターンシップが開始されています。今時の学生は早い時期から就職活動の準備をしなければいけないので大変ですよね。

本日は就職活動、とりわけインターンシップの「気になる噂」について考えてみました。就職活動を控えている2020年卒の学生さんは、ぜひ参考にしてください。

インターンシップはもはや就活生の常識

元々は「就活生に有利な売り手市場」の中で、企業側が少しでも志望度を高めてもらいたい狙いから拡大していったのがインターンシップです。

しかし、近年ではインターンシップへの参加は就職活動の常識となっています。知らないあなたは既に就職活動に出遅れ気味なのかも知れませんよ。

就活生の約8割はインターンシップ参加経験あり

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引用元:https://www.mynavi.jp/news/2018/03/post_16678.html

マイナビの調査によると、何と2019年卒の就職活動を行っている学生の約9割がインターンシップに応募し、約8割はインターンシップに参加していたというデータが出ています。

企業側は「選考に関係ない」とは言いつつも、しっかりとインターンシップ参加者を記録しているため、「面接・選考が始まる前のインターンシップの段階から既に戦いは始まっている」と言って良いでしょう。

また、学生側にとっても「ネットやセミナーより深く会社のことが知れる」「社会人と会話する練習になる」等、インターンシップのメリットは大きいです。

夏のインターンシップは本命を避ける?

年々重要度を増しているインターンシップですが、そんなインターンシップに関する噂がネットで話題になっています。

それはインターンシップが夏と冬の両方に開かれる場合「冬のインターンシップに参加した方が面接・選考に有利になる」といったものです。

この噂を信じて、「夏のインターンシップの応募は本命を避ける」といった学生もいるほどです。果たしてこの噂は本当なのでしょうか。

冬のインターンシップの方が企業エントリーへの流れがスムーズ

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「夏よりも冬のインターンシップの方が面接・選考に有利」という噂は、冬のインターンシップは、企業エントリーに直結することから生まれた噂です

中には「インターンシップ参加=自動的に選考にエントリー」という企業もあります。

リクナビやマイナビ等の就職サイトを経由しなくても企業エントリーができるという特別感から「冬のインターンシップ経由のエントリーの方が採用に有利なのではないか」という噂が広がったのでしょう。

夏のインターンシップの場合、企業は当然「エントリー受付前」のため、インターンシップ参加と同時にエントリーされることはありません。夏のインターンシップは企業エントリーまでの間に「空白の期間」が生まれてしまうのです。

冬のインターンシップの学生の方が企業の雰囲気にマッチしている

当然と言えば当然なのですが、冬のインターンシップに参加する学生の方が夏のインターンに参加する学生よりも、企業の雰囲気にマッチしていることが多いです。

この理由は、単純に夏に比べて冬の方が学生の企業研究が進んでいるからです。

企業研究が進んでいるため、学生側も自分に合いそうな企業を選んで、インターンシップに参加しています。

「冬の学生の方が雰囲気がマッチしている=夏の学生よりも面接・選考に通りやすい」という式が成り立っている可能性があるでしょう。

企業側では「夏の学生の方が優秀」という意見も

冬のインターンシップの方が就職活動には有利という噂がある一方で、夏のインターンシップに来ている学生の方が優秀だと評価する企業もあるようです。

夏のインターンシップに参加する学生は就職活動の意識が高い傾向にあり、優秀層が多いのでしょう。

そのため、夏のインターンシップに参加した学生に、企業側から冬にアプローチをかける場合もあるそうです。

秋・冬のインターンシップに向けて準備しよう

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夏のインターンシップに間に合わなかった2020年卒の就活生もいるでしょう。

企業側は秋・冬のインターンシップに夏よりも力を入れる傾向があるため、夏に参加できなかったからといって、過度に心配する必要はありません。

しかし、就職活動は早い内に始めるに越したことはないので、秋・冬のインターンシップに向けて準備を始めましょう。

また、秋・冬のインターンシップまでは期間空いているため、ニクリーチやビズリーチ・キャンパスに登録して、企業の情報収集&社会人と話す練習をしておくことをおすすめします。

いきなりインターンに参加してしまうのではなく、準備が大切です。

 

 

最後に

就職活動は「場慣れ」が大事です。学生一人一人に飛び抜けた能力の違いなど、ほとんどの場合ありません。(あったとしても面接官は見抜けません)

インターンシップ等の色々な機会を利用して、社会人と話す練習をしておくことが就職活動の成功に繋がるでしょう。

それでは!